窮鼠はチーズの夢を見る

水城 せとな 　小学館クリエイティブ 2006/01/26 ￥530

すぐに買いたかったんだけど、書店に行ってみたらばシンプルな帯に、あのセリフ・・・ものっそレジに持って行きづらくて困っていた本。今日やっと、あんまり行かない書店でササッと購入してきました、ホッ。　BL本なんて普通にバンバンと買っちゃう私だけどさ、あれはちょっと躊躇ってしまったんだよ、珍しいセリフではないけれどもなんとなく。

さて、水城さん。もうBLは描いてくんないのかなぁと残念に思っていたのですが、出ました。しかも小学館(なんとなく小学館って子供向けって感じがあって)。そしてレディコミ(この言葉も、男女の愛憎モノっていうイメ〜ジが)。驚いた。
この方がプリンセスで描いているものは、実は一つもまともに読んだことがありません。どれかを立ち読みしたことはあったのですが、なんだかドロドロしていたような気がしたので躊躇(でも、よくよく考えたら水城さんの描かれるBLもシリアスドロドロものでしたよね。男女モノだと躊躇するのは、やはり自分にとってリアルな分イタイからか・・・?)もう一回チャレンジしてみようと思っています。
これ良かった〜!　作者コメントのところに「大人の読者に楽しんでもらえたら」とあったけど、ええ、楽しめましたとも!!　とってもっっ!!　わ〜、もっとBLを描いてください水城さん、お願いしますっ。
今回は、珍しくネタバレしません。腐女子さん達、試しに読んでみませんか?　
ただ、これ読んでてどうしても叫びたくなった一言をここでっ。

　　　　運転手さーんっっ!!!